【本日公開】「コーヒーが冷めないうちに」を見てきた!
本日公開、有村架純さん主演の「コーヒーが冷めないうちに」を早速見てきました!!
大元のネタバレとかをするつもりはありませんが、何も知りたくない人は見ないでくださいね!
どんな映画なの?
「ここに来れば過去に戻れるってほんとうですか?」
今日も不思議な噂を聞いた客がこの喫茶店に訪れる。
アメリカに行ってしまった幼馴染の賀田多五郎(林遣都)とケンカ別れをしてしまった三十路直前の独身キャリアウーマン清川二美子(波瑠)。
若年性アルツハイマーに侵された妻・高竹佳代(薬師丸ひろ子)と、そんな高竹を優しく見守る夫・房木康徳(松重豊)。
故郷の妹(松本若菜)を裏切って、一人スナックを営む喫茶店の常連客・平井八絵子(吉田羊)。数に次第に惹かれていく常連客の大学生・新谷亮介(伊藤健太郎)。
過去に戻れるという【ある席】にいつも座っている謎の女(石田ゆり子)……。どんなことをしても現実は決して変わらない。
それでも過去に戻り、会いたかった人との再会を望む客たち。
そこで彼らを待っていたものとは?
そして、主人公・時田数に隠された真実とは?
公式HPより
ざっくり言うと、ある喫茶店のある席に座ってコーヒーを入れてもらうと、その間過去に戻れるという仕組みです。
ただ、ルールがあります。
1. 過去に戻って、どんな事をしても、現実は変わらない。
2. 過去に戻っても、喫茶店を出る事はできない。
3. 過去に戻れるのは、コーヒーをカップに注いでから、そのコーヒーが冷めてしまうまでの間だけ。
コーヒーが冷めないうちに飲み干さなければならない。
4. 過去に戻れる席には先客がいる。
席に座れるのは、その先客が席を立った時だけ。
5. 過去に戻っても、この喫茶店を訪れた事のない人には会う事ができない。
色々めんどくさいですね〜
その喫茶店に来た事がある人で、且つ時間はコーヒーが冷めるまでの間だけ。
この中のルールで1番重要なのが、3番。
もし、冷めるまでに飲み干せなかった場合は二度と元の世界に戻ってこれず、幽霊として永遠とその席に座り続けることになるのです。
恐ろしい〜(´;ω;`)
夢中になっているとおしまいってことです。
そんなルールを元に、小説では4話短編でしたが少しアレンジした4話となって映画化されておりました。
現実は変わらないのに意味あるの?
過去をやり直せば未来が変化する、というのが一般的な考えですよね。
しかし「コーヒーが冷めないうちに」の話では現実を変えることは絶対出来ないので、過去から帰ってきたところで何も変わりません。
例えば、交通事故で死んでしまった人に会いに行って、〇日△△で車に轢かれるから家から出ちゃだめ!と言っても残念ながら現実は変わりません。
でも、物語の中では現実が変わらなくてもみんな良い方向へと向かっております。
過去に戻って、会いたい人と会う。
その経験自体は消えません。
現実に戻ってきて唯一変わっている事は、「自分自身が過去に戻った経験の有無」ですね。
過去に戻った時に自分の心の中で何かが変われば、その後の未来を変えることは可能です。
ケンカ別れしてしまった友達に会いに行って、その時とは違う会話をしたとしましょう。(怒りではなく、素直な気持ち等)
現実に戻ってきても、ケンカ別れしている事実は変わりませんが、今からその友達に連絡を取って仲直りする事は可能ですよね。
その為、事実は変えられなくても自分の気持ちだけは変えることが可能なのですね。
上手くできてるなぁ〜
小説もオススメ!
私は元々「コーヒーが冷めないうちに」は、本で読みました。
なので内容は知っている上で映画を見たと言うことですね。
本で読んだ時も、とにかく泣きまくりました。笑
本って、絵が無いので頭の中で喫茶店や主人公やコーヒーを入れるシーン等を全て頭でイメージすると思いますけど、それはそれで楽しいんですよね。
これ、本でも絶対読んだ方が良いと思います!
ちなみに、映画見る前に読んだって面白いし、見た後に本で読んでも楽しいと思います!
右側のは第2弾みたいなものです。
こちらも本当に読むべきです( ˘ᵕ˘ )
私はどちらも泣きまくりました。
素直になろうと思える作品
この映画を見て感じる事は、いつも素直になろうということです。
強がってしまったり、本音を言うのが怖かったり、そうして素直になれなかったからこそ、取り返しのつかない状況になった時初めて、「あの時もっと言いたいことがあった」「もっと一緒にいられたら」と後悔をするのです。
常に素直に居れば、過去に戻りたいと思う事は少なくとも減ると思います。
現実の世界にはこの喫茶店はありませんから、いつでも自分に、人に、素直にいたいですね♪
まとめ
ネタバレ等を考慮してほぼほぼ内容は書いておりませんが、見ると、とても寂しくて辛くて切なくて、でも最後に心が暖かくなるという感情でした。
自分の日常を振り返る良い機会にもなると思いますので、ぜひ見に行って見てくださいね!
今度気が向いたら記録として、完全ネタバレ解説版で記事を書こうと思います。
題名に【ネタバレ】と付けますから、見たくない方は開かないようにご注意くださいね(^^;
ではまた〜